昨日、4.15最賃デモに参加しました。
国家公務員に最低賃金法は適用されないので、関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、公務員賃金が民間準拠である以上、最低賃金の推移が公務員の労働条件に大きく影響することになります。
2021年10月に兵庫県の最低賃金は928円と前年から28円アップししました。しかし、全国平均は930円ですから2円下回っており、お隣の大阪府(992円)と64円の差、京都府(937円)とも9円の差が生じています。また、この金額で、1日8時間で月21日間働いたとしても月額は15万円ほどです。ここから税金などを差し引くと、可処分所得は10万円から11万円であり、はたしてこの金額でふつうに暮らせるでしょうか。
実は国家公務員の初任給(高卒)は15万600円。時給に換算すると897円となります。基本給だけで見ると最低賃金を下回るような水準となる地域は、ここ兵庫をはじめ、東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、三重、京都、大阪、広島となります。
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